活動
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2023.04.03
杣組
1950~1960年代に杉の植林が奨励されました。その後、成長した木は手入れされず放置林となっているところが多くあります。
このため、平成12年には、市内において集中豪雨による「恵南豪雨災害」が起こり、土砂の崩壊など大惨事となりました。
後に、中野方を災害から守ろうという取り組みが始まり、再び山に関心が向き始めました。
『杣(そま)サ』とは、山仕事をする人=“きこり”のことです。
『杣組(そまぐみ)』は、2009年に中野方の山を愛する有志17名で結成されました。
各技能の講師を招き、チェーンソーの操作、目立て、木の切り倒し方、伐採木の利用方法などの研修を続けてきました。
現在は、活動の幅を広げて「自伐型林業」にも取り組んでいます。
「自伐型林業」とは、小規模の限られた森林の永続的な管理と、その森林から持続的に収入を得ていく小さな林業です。
具体的には、町内の森林を借り受け、壊れない小さな道をつくり、定期的な間伐をしています。こうした取り組みの研修なども随時開催しています。